Raspbianで/etc/dhcpcd.confで設定例のIPv6のfd51:42f8:caae:d92e::ff/64ってユニークローカルユニキャストアドレスでプライベートアドレスだよね(IPv4でいう192.168.0.10みたいな)

Raspbian Busterで/etc/dhcpcd.confを見た。

このIPv6のfd51〜なんたらが必要かどうか悩んだ。

# Example static IP configuration:
#interface eth0
#static ip_address=192.168.0.10/24
#static ip6_address=fd51:42f8:caae:d92e::ff/64
#static routers=192.168.0.1
#static domain_name_servers=192.168.0.1 8.8.8.8 fd51:42f8:caae:d92e::1

IPv4なら、192.168.0.10/24

192.168.0.10がIPアドレス

で上の24bitの192.168.0の部分がサブネットマスクだとわかる。

(→ 255.255.255.0) 

 

IPv6なら、fd51:42f8:caae:d92e::ff/64

fd51:42f8:caae:d92e::ffがIPアドレス

で上の64bitのfd51:42f8:caae:d92eでここまでがサブネットマスク

上の8bitのfd以降の51:42f8:caae:d92eは乱数で勝手に決めた番号だよねっていう。

 (→ ffff:ffff:ffff:ffff:0000:0000:0000:0000) 

 

fd51:42f8:caae:d92e::ffのIPアドレス自体は0が省略されているから、ちゃんと書くと

fd51:42f8:caae:d92e:0000:0000:0000:00ff

だよねっていう話。乱数ってIPv6広い!!!ってなってり。

 

参考

備忘録: 【RASPBIAN STRETCH LITE March 2018】静的ルーティング情報とIPアドレスの永続的登録の新作法【Raspberry Pi 2】

インターネット用語1分解説~IPv6アドレスの表記法とは~ - JPNIC

IPアドレスの基礎知識 - Qiita

IPv6アドレス - Wikipedia

ユニークローカルアドレス - Wikipedia

ブロック fd00::/8 は、40ビットのランダムなビット列を後につけて/48のプリフィックスとして使用することと定められている。この結果、この範囲のプリフィックスfdxx:xxxx:xxxx:: という形式になる。RFC 4193 では、高精度の乱数生成の方法が利用できない場合であっても、最小限度の品質を保ってランダムなビット列を得られる方法を、ユーザに提案している。

How to Install Raspberry Pi 3 with Headless-mode & Setup Tips - kenju's blog